ホワイトニングの近道
できるだけ迅速に症状を抑えるためには、処方例E・Fで示したように、抗リウマチ剤3剤、または抗リウマチ剤2剤にステロイド系抗炎症剤1剤といった、思い切った投与と、同時に非ステロイド系抗炎症剤2剤(経口薬と坐薬)が必要です。
もちろん、実際の臨床の場では、患者個々の症状に応じて、もっとも適切な組み合わせを考えることになります。
多剤併用では、とくに副作用に対する十分な注意が不可欠です。
また、メトトレキサー卜やリマチル(ブシラミン)では、副作用として重症化しやすい問質性肺炎を起こすことがありますので、そのおそれがある場合には、ステロイド剤の点滴による大量パルス療法(強力なステロイド剤を多めに3日連続で投与し4日休むといった特殊な処方)や多量経口投与で症状の悪化を食い止めることになります。
後6週間以内に早くも骨の破壊が認められるなど、進行が速いうえに治療にも抵抗を示し、薬を投与しても思うように反応しません。
このタイプでは骨の破壊のほかに血管にも炎症が起きていることがあり、症状が関節以外の臓器にも波及するおそれがあります。
特定の物質だけに結合する「モノクロナール抗体」(単クローン抗体ともいう)は、当初は動物を通じて大量培養をしていましたが、今日ではヒト型モノクロナール抗体が開発されています。
この治療で標的となるのは、ヘルパーT細胞が働くときに必要なCD4という抗原物質に対する抗体や、細胞間で免疫の情報伝達を行うサイトカインの受容体に対する抗体、免疫の細胞が血液中から関節液の中に出ていく仲立ちをするlCAMllという接着分子に対する抗体などです。
医学の進歩は、原因不明・完治不可能といわれた多くの病気を一つひとつ克服してきました。
慢性関節リウマチについては、まだ道半ばですが、さまざまなチャレンジが世界的に試みられています。
モクロナール抗体治療…1つの抗体は常に特定の抗原とだけ結びつきます。
この性質を利用して効果を抑え込んでしまう薬がバイオテクノロジーを生かして開発され、エンブレルとレミケイドの2種が欧米ではすでに発売されて効果を上げています。
慢性関節リウマチを悪化させるサイトカインを抑える受容体抗体が作られ、近い将来実用化されます。
える療法……関節の炎症を悪化させる主な因子の一つに、好中球が放出するタンパク質分解酵素「プロテアーゼ」があります。
私は米国留学時代と慶応大学での研究を通じて、プロテアーゼが関節の組織を傷つけるだけでなく、リンパ球のT細胞を促して異常な免疫の働きを強める、B細胞の活性化を通じてリウマチ因子を増やす、滑膜を刺激して肉芽(パンヌス)をつくらせる、といったさまざまな形で症状悪化に関わっていることを明らかにしてきました。
このプロテアーゼの働きを抑えるのに、もともとは急性騨炎の治療に用いられているFOYというタンパク分解酵素阻害剤が有効であることがわかり、関節内注入でも良好な結果が得られています。
慢性関節リウマチでは、免疫異常につながる情報が細胞間で伝達されます。
情報伝達の手段は、細胞から放出されるサイトカインと呼ばれるタンパク質ですが、関節の滑膜の増殖や軟骨の破壊に関与するTNFlQもその一つです。
サイトカインは特定の受容体に受け止められないと働きが断たれます。
一般的には普及していないものの、FOYは役目を終えるとすぐに分解されるため副作用がなく、副作用のためにステロイド剤が使用できなくなった患者にも投与可能であり、有力な療法の一つと考えられます。
遺伝子治療人間のDNA配列を読み解く「ヒトゲノム計画」によって、遺伝情報が明らかに導入されるとすれば、手掛かりとしてまず考えられるのは、HLA(主要組織適合性抗原)をコードした遺伝子でしょう。
蔓食細胞のマクロファージは、飲み込んだ病原体などの断片(抗原)を細胞の表面に運び、異物として提示します。
それをヘルパーT細胞が確認して、攻撃指令を出しますが、ここで自己・非自己が誤認されると免疫異常が起こります。
この抗原確認に大きく関わるのがHLAです。
慢性関節リウマチにかかった人には、DR4という種類のタンパク質でつくられたHLAをもつケースが多いことがわかっていて、これが自己・非自己の誤認に関係しているとすれば、ここが遺伝子治療の一つのカギがあるといえるわけです。
なってきました。
病気のもとになる遺伝子を取り除いたり、または正常な遺伝子と取り替える遺伝子治療は、1部の遺伝病についてはすでに実用化されています。
いわば究極の治療法ですが、慢性関節リウマチを含む自己免疫疾患についても大いに期待されています。
遺伝子治療に使われるのは、人体に無害なウイルスです。
このウイルスに、治療に必要な情報を組み込み、これを患者の骨髄から取り出した細胞に入れます。
ウイルスは、細胞の核の中に入り、自分のDNAを細胞のDNAに組み込みます。
その細胞を患者の体内に戻し、正常な遺伝子を発動させる、というのが遺伝子治療のあらましです。
この治療法が自己免疫疾患に慢性関節リウマチの治療の中心となるのは、あくまでも薬物療法ですが、関節の痛みやこわばりをやわらげ、身体機能の低下を防ぐためのリハビリテーションを症状に応じて取り入れることによって、入浴、食事、排池、移動、衣服の着脱などADL(アクティピテイーズ・オブ・デイリィ・リビング(日常生活動作能力)の自立から、仕事や家事、交通機関の利用や自動車運転などを含むASL(アクティビィティーズ・オブ・ソーシャル・ライフ(社会生活行為)及びQOL(クオリティ・オブ・ライフ、生活の質)の維持や向上を図ることができます。
慢性関節リウマチのリハビリテーションには、運動療法、理学療法、作業療法、装具による療法があります。
どんなリハビリテーションをどのようなプログラムで行うかは、内科的治療との兼ね合いを含めて、ケースバイケースでプランニングします。
痛みが軽くなる程度なら、運動量として適当といえるでしょう。
運動療法には、自分で体を動かす自動運動と、他の人に動かしてもらう他動運動がありますが、痛みの具合は本人にしかわからないことや、筋力維持の点で、自動運動がより好ましいことはいうまでもありません。
また、関節をギブスで固定しているときや、痛みが強くて関節を動かせない場合には、筋肉だけを緊張させたり緩めたりする「等尺運動」を根気よく行うと、よい効果が得られます。
標準的な運動を組み合わせたのが「リウマチ体操」です。
毎日少しずつでも実行することが大切です。
入浴後など、体が温まった状態だとやりやすく、効果が上がります。
手首を上にそらし、下に曲げる台の上に手の甲を載せて、手を返して手のひらを台の上に載せる。
台の上に手の甲ひじを曲げ、伸ばす。
首を曲げずに頭を両ひざの間に入れ、ゆっくり戻す。
椅子に座っての運動足先を伸ばしたり曲げたりする。
左右のひざを片方ずつ伸ばしゆっくり戻す。
ひじを曲げたり伸ばしたりする。
己先を閉じたりするひざを片方ずつまっすぐ上に持ち上げて下ろす。
指の関節を1本ずつ曲げ、次に全部を同時に曲げる。
毛糸玉などの柔かいボールを左右の手で交互にしっかり握る。
お風呂での体操手をいっぱいに広げて指を1本ずつ曲げ伸ばしをする。
ホワイトニングで差がつきます。サルでもわかるホワイトニングです。
しっかりとしたホワイトニングをお探しの方へ。ホワイトニングの安定性は十分です。
ホワイトニングに関するアドバイスです。ホワイトニングにチャレンジしてみましょう。
