
インプラントの系統
あなたは今のインプラントで満足していますか?インプラントを変えることで人生が変わったという方も実は大勢いらっしゃるのです。
ブローネマルク博士の歯科の欠損治療の第一号はビーグル犬でした。
ビーグル犬の歯を抜いて、そこにインプラントを埋入し義歯を装着したのです。
当時は骨にインプラントを埋めて歯肉を貰通させて使用するタイプではなく、歯槽骨の上に馬の鞍の形にチタンを載せて、その上に歯を被せるというもの。
その方法でもチタンが骨としっかりくっついたので土台として活用でき、歯もしっかり装着できたので一応成功でした。
しかし、普通に骨に歯が生えているような状態で実験をしたいと考えた博士は、骨の上にチタンのねじ型のインプラント体を開発し、それを塩入してから歯を取り付けるという方法で実験を行いました。
このねじ型のインプラントも自身で考案しました。
埋大して数か月経ってみると、犬の顎の骨とチタンは本当によくくっつきました。
その後、五〇種を超えるさまざまな形のインプラント体を塩入して、その効果を確認していきました。
またその上に載せる歯も、白や金色の歯といった素材の違う歯を取り付けてみましたが、いずれも歯茎に炎症が起こりません。
もちろんインプラントが抜けることもなく、硬いエサもしっかり噛んで食べます。
またブローネマルク博士は、インプラントを埋入すると歯槽膿漏になるのではないかと考え、犬の歯を磨かせないままに観察しました。
以前の歯肉の上に金属を載せるインプラントでは歯槽膿漏で骨が溶けたので、同じようにインプラント体のネックの部分に炎症が生じて同じようなことが起こるのではないかと思い、それを実験するために歯を磨かせなかったのです。
磨くのは一年に二回、上部の歯を外すときだけという条件でしたが、取り外した歯は磨けばきれいになり、周囲線維は歯槽膿漏にはなりませんでした。
一九六〇年から六五年にかけて行われた、こうした犬の実験によって、チタンのインプラントは歯槽膿漏にもならず、しっかり硬いものも噛めるまでに骨に密着するということが証明されたのです。
骨とチタンの密着状況を確認するために、インプラント体に鎖を連結して犬を吊り上げるという実験を行っても、まったくインプラントは抜けません。
この実験により、一〇〇キログラムの力で引っ張っても抜けないということがわかり、チタンのオッセオインテグレーションは証明されたのです。
その後、博士はオッセオインテグレーションの骨への応用実験のため、愛犬の足の骨を一部切り取り、そこに骨の代わりにチタンのフレームを埋めましたが、チタンは生体とくつつき骨の代わりを果たしました。
麻酔から醒めた犬が尻尾を振って、博士に飛びついている写真が残っています。
まったく、普通と変わらないかわいらしい犬の動作です。
犬の死後、解剖したところ、真ん中に空洞があったチタンのフレームの間には骨ができていて、骨とチタンはぴったりくっついていることが確認されたのです。
チタンという金属は、汚れやごみといった付着物がつきにくいという特質を持っています。
インプラントと骨のくっついている部分を電子顕微鏡で見ると、チタンの骨の間には一〇〇万分の一ミリ以下の隙間しかないということが確認されています。
チタンは生体に一度密着すると、なかなか離れないことが実証されたわけです。
四〇年以上ももったインプラント第二号犬で成功したといっても、すぐに人間に応用できるものではありません。
長期使用における安全性や毒性を見た上でなければ、導入は難しいのが医学の最新治療です。
ところが、ブローネマルク博士の研究結果を見て、自分で試したいという研究者が現れました。
スウェーデンの整形外科医、ヨスタ・ラーソン博士です。
この方は、当時で三一歳と若かったのですが、無歯症のため歯を失っており、若い境から総義歯でした。
総義歯の手入れや使い心地から解放される可能性と、チタンのインプラントの将来性に対して科学者的な好奇心を持った博士は、ブローネマルク博士にインプラント埋人を依頼しました。
治療が実施されたのが、一九六五年九月です。
犬の研究ではあらゆる可能性を考えて、さまざまなタイプのインプラント体を埋入しましたが、人間には失敗は許されません。
形や大きさも精査しなければ、万が一、細い顎の骨にインプラントを埋入したことで、骨折が起こっては大変です。
患者の顎を正確に測り、骨の状態を調べ、最終的に下顎に、三・五ミリ径で長さ七ミリのチタンのインプラント四本を埋入しました。
その後、四~六か月放置してインプラントが骨にくっつくのを確認した上で、上部の歯を装着しました。
インプラントは入れ歯と違って取り外す必要がない上に、噛む力をインプラントが受け止めるので、残っている自分の歯に余計な負担をかけずに済むという利点があります。
世界初のチタン製のインプラントを埋大したヨスタ‥フーソン博士は、二〇〇六年一月に亡くなりましたが、その間ずっと同じインプラントを使い続けました。
実に四〇年以上にわたり同じインプラントを使用したことになります。
インプラントが、いかに長く安全に使えるものであるかを証明してみせました。
医師としての探求心が、人間に対するインプラント塩入の第一号という大きな成功を導いたのです。
この第一号が実施された六五年の九月以来、五年おきに世界的なインプラント学会が開催されています。
二〇〇五年は四〇年目のメモリアルということで、ブローネマルク博士が現在居住しているブラジルのサンパウロで開催され、世界中から三〇〇〇人を超えるドクターが集まり、日本からも一五人が参加しました。
このとき博士は、インプラント第一号患者の埋入時と現在の写真を見せながら、オッセオインテグレーションについて講演を行いました。
当初は四本のインプラント体を埋入しましたが、その後一本折れたので二本追加塩入し、それが四〇年以上もちました。
長く安定的に使用するにあたって、インプラント体を何本埋入するかについては多くの研究が行われています。
すべての歯を失っているケースでは、上部構造を取り付けるのに、インプラント体の数が多いほうが咲合庄負担に有利なのか、あるいは少なくていいのかについて長期的に実証研究が行われてきました。
これらの研究の中から、上顎に四本、下顎に四本でも、上顎六本、下顎六本でも成功率に変化はないということがわかってきました。
これらの研究結果から、最近はできるだけ少ない本数を埋入するようになっています。
長期的に安定的に安全に使えるということが実証されてきたからこそ、新しい技術や埋入方法が開発され、それが世界に広がっているのです。
どんな治療でもそうですが、患者の負担が少なく、手術が安全でそして予後がいい治療を考えることが、高齢化時代の歯科治療により必要なことです。
しかし、当初はこれほどインプラント治療がメジャーになるとは誰も考えませんでした。
開発したブローネマルク博士でさえ、想像できなかったに違いありません。
理解されなかったインプラント治療今でこそ当たり前に実施されているインプラント治療ですが、当初は多くの歯科医師や歯科学会から非難を浴びていたようです。
当時は虫歯になったら削って詰め物をする、痛みが激しくなったら抜髄して差し歯で対応する、歯を失ったら義歯やブリッジを入れるという、歯牙治療が中心でした。
インプラントを塩入して歯根の代わりにするのは、それまでの数多くの失敗からもあり得ないと思われていたのです。
インプラントはいかがですか?スタッフお勧めのインプラントを紹介します。
インプラントは欠かせません。インプラントの世界へあなたをお招き致します。
超豪華なインプラントがあれば全てが解決します。インプラントに関連した書きかけ項目です。